こんにちは。
けっこう前に書いた記事の一部ですが、事情によりその過去記事を削除したのでタイトルの内容だけを再構成しました。
《D750、D810は動画撮影ボタンをISO感度ボタンに割り当てできる》
動画撮影ボタンをISO感度ボタンに割り当て可能!
Nikonの一眼レフはデフォルトの状態では右手のみでISO感度が変えられる機種とそうでない機種があります。
変えられない機種というのは右手人差し指で操作できる位置にISOボタンがないからなんですが、実はD750やD810では動画撮影ボタンをISOボタンに割り当てることができます。
フルサイズ以外のDXモデルではD7200でも同じことが可能。
この割り当て設定を行えばISOボタンとまったく同じように操作が可能になります。
D850など最近の機種では同じ位置に「ISO」ボタンが設置されていることが多いですが、グリップにISOボタンのないD750やD810にこの割り当て機能があることを知らない人が案外多いんですよね。
実は数年前まで自分もその1人でしたが。。
右手のみでISO感度変更できるのはフレーミングのフォームを崩さなくてもいいのでシャッターチャンスに強いです。
《設定方法》
「メニュー」→「カスタムメニュー」→「f.操作」→「f9.動画撮影ボタンの機能」→「コマンドダイヤル併用時の動作」→「ISO感度」を選んで設定完了。
ここからさらに2つ進んで「ISO感度」を選択
説明書では「動画撮影ボタンの機能」にしか載っていないので動画撮影をしない人は気が付かないんですね。
《D610は残念ながら・・・》
自分はD610も所有していますが、残念ながらD610ではこの割り当てができません。
従来通りA(絞り優先)とS(シャッタースピード優先)モードの時にコマンドダイヤルだけの操作でISO変更できる操作の割り当てをすることはできます。(ISO感度簡易設定)
ISO感度簡易設定はD90などかなり古い機種から継承されている機能なので知っている人は多いと思いますが。
ただ、この方法だとAとSで前後のコマンドダイヤルが入れ替わってしまうのとMではデフォルト操作のみ(背面パネル)になってしまうのでちょっと厄介です。
知らない間に感度が変わってた!なんてことも起こります。
《ついでにおすすめの設定・ハイライト重点測光》
D750やそれ以降のミドル機種以上には標準になったハイライト重点測光はプレビューボタンに割り当てしています。
ハイライト部分を飛ばさずに撮りたい時にはプレビューボタン押せば済むので非常に便利です。
カスタム設定って意外と奥が深いというか自分の撮影スタイルに合った設定が潜んでいることもあるので一度ヒマなときなどに見てみると新しい発見があるかもしれません。
こんなブログもやってます。