なんでもメモ!

「はてな?」や「なるほど!!」の情報掲載 職業カメライターのヒマ潰しブログ。時には趣味のことも。

PROTAGEレンズヒーター@星空撮影

お題「カメラ」

 

こんにちは。

 

さて、もうひとつのブログ【大阪カオスな夜】で予告していたコレについて。

 

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PROTAGEのレンズヒーター

 

osaka-bar-event.hateblo.jp

 

どれだけの人が必要とするか分からない超ニッチな商品ですが、星空の撮影をする場合には、あると強い味方というか、ないと困ります。特に冬。

 

夏でも天候によってはレンズに夜露が付いて曇ります。

冬は結露してしまいます。

それを防ぐためにレンズに巻き付けるヒーターです。

 

昔なら桐灰のカイロをタオルに巻いてレンズの鏡筒に巻き付けたりしていました。

ホッカイロみたいな使い捨てカイロは基本的に肌の温かさくらいの温度に触れている状態でないと、真冬ではレンズに張り付けてもすぐに冷たくなってしまって効果を果たせません。

 

レンズの鏡筒全体を巻くようにできるヒーターがあれば、いちばん理想的だったのですが、その理想通りの商品がコレ。

 

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タムロンのA030 70-300にもギリで巻ける

 

電源はUSBタイプの電池があれば使用可能ですが、ヒーターなので意外と電池を食います。

iPhone6/7の通常タイプ(非plus)を2回フル充電できる電池(Anker製6700mAh)が2時間以内で4つのインジケーターが1つになっていたので、寒冷地での使用だとおそらく3時間持たないでしょう。(2時間持たない時もありました)

 

それ以上の時間で撮影するのであれば、電池は10000mAh以上のものがあったほうが心配がないと思います。

その容量の電池だとAnkerなら2000円後半~3000円前半で手に入ります。(Amazon価格)店頭で買うとおそらく1.5倍の価格

 

 

Amazonで検索してみると類似のヒーター商品はたくさんありますが、一応これがAmazonのベストセラーNo.1になっているようです。

現在のAmazon価格は1248円と非常に安価でお手頃。

僕は2つ買いました。

 

どちらも問題なくしっかり使えています。

 

 

【使用感について】

 

ヒーターとしての効果はしっかりと効きます。

12月の雪の吹雪く山で使用できました。

 

レンズ鏡筒には両端のマジックテープで留めます

Amazonなんかで「〇〇のレンズに巻くことはできますか?」のような質問がたくさんありましたが。

長さが足りなくて巻けなくてもパーマセルテープで留めればいいだけの話です。

 

天体撮影の場合はピントも固定しちゃうので、ピントを決めてからカメラ本体でオートフォーカスはOFF、なおかつフォーカスリングも動かないようにリングにパーマセルを貼って固定。

その上にヒーターを巻くという手順だから、結果として巻ければなんでもいい。

パーマセルはノリが残らない上にけっこう強力に付くので、ちょっとしたことになんでも便利に使えます。

例えば、三脚にヒーターの電池を貼り付ける。カメラストラップの揺れ防止に三脚の脚やセンターポールにストラップを貼り付ける。邪魔だと思えばサッと剥がしてまた貼り直す。

ミニライトをジャケットの肩に貼っておけば両手が空いて作業が楽。探検家みたいなヘッドライト使わなくてOK(笑)

 

ってことで本当にあれば何かと便利。

背景セットや小道具を使用する撮影現場でも必要になる場面が多々あります。

 

 

【天体撮影以外のフィールドの場合】

 

天体撮影以外のフィールドで通常通りのレンズの操作をしたいという場合には、これがよく考えられているなと思ったというか、他の類似商品ではなかったし、何故か本品の仕様説明でも全く触れられていなかったんですが。

 

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このクリヌキがポイント!

 

ここから親指を入れておけば、レンズの鏡筒を全て覆ってしまうような状態でもズームレンズのズーム操作にも弊害なし。

 

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セッティングと操作のコツはある程度緩めに巻き付けておいて、ズームリングを回すときはヒーターも一緒にグルッと回す。

もうひとつのコツはヒーターのコードはこのクリヌキから外に出しておく。

そうするとコードが内側で干渉せず邪魔にならない。

↑ココ重要

 

最近のデカいレンズにはレンズ鏡筒にフォーカスボタンが付いてるのがありますが、そういう部分をこのクリヌキに合わせるとか、ちょっと考るとイロイロ応用が効きそうです。

 

イデアが必要だったりしますが、使えば使うほどパーフェクトな商品だなと感心。

コレが千円ちょっとの価格で手に入るのは、費用対効果的にも素晴らしい。

 

こんなニッチな製品をよくここまで作り上げてくれました。

個人的に表彰状を贈りたいと思うくらいです。

 

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ポーチも付いてます。 

 

 

 

 

パーマセルテープは高いけど堀内カラーがオススメ

白・黒両方あれば便利!

 

パワーIQにより機器に応じた最速充電が可能

一世代前の製品がお買い得

カラー ブラック・ホワイト

 

 

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