こんにちは。
最初に、下にリンクした記事、よくあるタレントの印象操作の記事と同じ感覚で書いたのかもしれないですが、ハッキリ言ってそれじゃ済まないです。
これは明らかに「差別」。
こういう記事は読んでいて虫唾が走りますね。
↓
ガジェット通信より
大坂なおみ 日本人じゃない!違和感だ!と言われる3つの理由
という記事の内容です。
ユーザーの寄稿文(として掲載者の責任回避の口実か)という事らしいけど寄稿だからってこんな差別を煽るような記事を掲載していいものか?
執筆者はもとより、掲載してる会社のモラルや神経を疑いますね。
それで違和感がある3つの理由って結局なんでしょう?
・二重国籍
・見た目
・日本語が上手くない
この手の低能記事に多い「私が〇〇な3つの理由」とかいうタイトルに当て込みたかった単なる後付け記事でしょう。
いや、記事構成の話はどうでもいいんですけど、大坂さんご本人が現状で国籍を持つ日・米両国の法令に抵触しているわけでもないのに、二重国籍や見た目や話し方で”違和感”を感じる、そして日本人じゃないという主張です。
仮に大坂さんが日本国籍だけを選択したとしたら、「日本人じゃない」「違和感を感じる」って言うの止めますか?
仮に大坂さんがアメリカ国籍だけを選択しても日・米の両方の国のハーフとして生まれたのだから、また仮に大坂さんご本人が「日本人としての意識もある」って発言したとしても、それはそれでよくないですか?
それを否定する根拠ってなんですか?
この記事は二重国籍の問題を意識して書いているように思わせながら、見た目や日本語がうまく話せないなどの理由で差別意識を表現しているだけの狭量な内容。
しかも、張本氏が日本に帰化した事例を引用してからの「このことから大坂なおみ選手も〜」ってくだりはなんなんですかね?
帰化したら認めてやるよっていうことですか?
こういうのがれっきとした差別であり排除の論理だということに気が付かないのかな?
寄稿文だとはいえ、これを個々の意識・感覚レベルに還元して掲載していいような内容なのかな?
ほんとにちょっとあきれましたね。
身内に国際結婚が多くてドイツ人の親類もいるんだけど、向こうでこの記事読まれたらどんな反響起こるかな。
小学校の道徳から勉強し直して頂きたいですね。
ちなみに執筆した本人のプロフィールまで追ってみたら、なんとアメリカでビジネスをしている日本人のようです。
グローバリズム社会の渦中に身を置いて、この狭量な見識。
素晴らしいです(笑)
執筆した理由はどうでもいいですけど「同じ穴のむじな」って言葉をご存知でしょうかね?
こんなブログもやってます。