こんにちは。
以前に書いた記事ですが。
↑と書いていても、それでもお小遣い稼ぎに・・という夢を抱く人が多いようです。
僕も知り合いから、稼げないとか言いながら続けているのはやっぱりなんかあるんじゃないの?
とか、変な勘ぐりで聞いてくる人が後を絶えません。(笑)
夢を持つ事は大事だと思うし、ブログを書くことが悪いことではないですが「こうして稼げた」のような怪しいセミナーや、あたかも稼げてるフリをしたブログ主に騙されて日常を破壊されることのないように、また敢えて書くことにしました。
--気になるアクセス数--
例えば、稼ぐ稼がないのどちらにしてもブログを書いていて気になるのはアクセス数です。
稼ごうと思うなら尚更気になるものですが、このアクセス数がどのくらいになると稼げるベースラインに乗るのかという記事は星の数ほど存在します。
けっこうよく見るのが
1日のアクセス数が50を超えると、まだ稼げるレベルには及ばないがブログ総人口の上位30パーセント圏に入る。
1日のアクセス数が500〜600になるとアドセンスの効果的な選択を間違えていなければ、けっこう稼げるレベルになっている
というもの。
あるブログでは1日500〜600アクセスあるという前提で直近1年の稼ぎのデータを公開していました。(自作の表ですが)
月によってなかなか現実味のある数字の乱高下をしていて(笑)毎月8万から16万ほど稼いでいらっしゃるようでした。
ここで考えてみたいのは1日500〜600アクセスという数字がそんなにも稼げるベースの数字になり得るのかということ。
1日のアクセスが600
これをベースに考えてみることにします。
日本には1道1都2府43県あり、計47のエリアに区画されていますね。
めんどくさいので50としましょう。
そこで漠然と1エリアあたりのアクセス数を出してみましょう。
600÷50=12
1都道府県エリアあたりにたった12人なんですよ!
アクセス数をこれの倍に見積もって考えてもいいでしょう。
例えば貴方が友達となにかの集まりで「ブログ書いてるんで暇つぶしにでも見てね!」って言っただけでも一時的とはいえ、それくらいのアクセス数はあるかもしれません。
それがこの数字の意味するところなんです。
その閲覧者の中からアフェリエイトをポチってくれたり、広告をクリックしてくれる人がどれだけいるのか。。
毎月8万~16万ですか。。。
凄いですね、見に来てくれる人は女王バチに蜜を運ぶ働きバチなみの奉仕好きな人たちなんでしょうか?(笑)
1日に600人も見に来てくれてる!って思うとなんか手放しでテンション上がって・・というのは分かります。
いや、それどころか、たった20人でもどこかの誰かが自分のブログを見に来てくれているんだと、それを励みにするのはいいと思います。
でも、稼げるレベルというのはもっともっとハードルの高い別次元の話。
こういうのは数字のトリックとあいまって達成感や承認欲求やら、人のいろんな欲望を満足させるためによく練られた誘い水なんですね。
--稼いでいるというブログによくある書き出し--
「ブログ初めて1年半ほどの自分がアクセス数と収益を公開します~」
まだまだトップブロガーには及ばないけど・・などと謙遜しながらなんとか収益が上がっているデータを提示している。
初めてから1年半とかいうのがミソですね。
決してすぐに実現できることではないけど、5年や10年って気の長い歳月でもない。
頑張れば実現が可能であるような意識を植え付ける。
ほんとに笑えるほど、この種のブログのテンプレになっていますね。
「じゃあ、お前はどんなこと書いたらいいと思ってんだよ!」
と言われても、そんなことこっちが教えてほしいです。(笑)
と言うか、僕のブログではある意味ストレス発散のように書いているので稼ぐために書いていません。
でも、ある程度、ダメなネタ、可能性のあるネタの区別はつきます。
--どんなネタを書いたらアクセス稼げるのか--
個人ブログでは自分しか書けない話のネタや情報を打ち出す。
実際に経験や体験をした自分でないと書けないこと。
人が書けるようなものを書いてはダメです。
旅ブログや海外生活ブログなどがけっこうアクセスが伸びるのはそういう理由です。
分かっていながらそれが好きなので僕もダメなパターンを書いていますが、例えばいちばん良くないのはiPhoneの便利技とか。
そんなことはガジェット好きな超オタク有名ブロガーやガジェット系の専門サイトでやっていることなので、どうやってもそういうところには勝てません。
あえて書くのなら自分なりの考察とか情報をプラスする。
最も効果的なネタは「こんな情報だれが求めるんだ」というようなニッチなネタ。
ニッチ度が高ければ高いほど効果的。
これは意外かもしれないけど、情報過多のネットにおいてもニッチなネタというのは情報が少なめになるので、ニッチな情報を求める人や興味を持つ人は潜在的に多いということ。
テレビでも「鉄オタの活動密着」とか「株主優待を最大限に有効利用する男の生活」みたいなのけっこうおもしろがって観ることあるでしょ?
例えば、単なる思い付きだけど、
「宮大工〇〇の日本の伝統工具紹介」
工具の使い方、使用例、伝統工法などをひたすら紹介する。
写真や動画などが多ければクールジャパン的な視点から海外からのアクセスが稼げる可能性も。
こういうニッチな内容がベター。
でも、ただ紹介するだけでは面白くないので、その人ならではの目線や考え方、ちょっと脱線した話題など、なにかユニークなポイントがあれば光るものができるはず。
でも、狙いすぎるとウザくなるので諸刃の剣。。
例に出した宮大工の例をもうちょっと肉付けすると
今日は〇〇寺の境内の修復を終えたあと、近くで話題になっているスイーツ店〇〇さんに寄ってみました。
ここで人気なのはシンプルなイチゴのショートケーキ。
甘すぎないけどパンチのある生クリームで1個で満足できるおいしいケーキ。
仕事で疲れた体が癒されました!
仕事の後には必ずどこかのスイーツ店に寄って話題のスイーツも紹介する。
宮大工って言ったら堅物そうな雰囲気だけど、そんな人がイチゴのケーキを・・・
みたいな意外性を持たせる。
単に意外なだけでは訴求力がないので中身もしっかり伴わないとダメだけど。
それでも、アクセスは稼げても、お金儲けのラインに乗せようとすると言葉で言ったようにうまくいかないのが現実。
上でリンクした過去記事で「ブログでお金を稼げている人は結果が後から付いてきた」というのはそういうこと。
狙うと難しい。
プロ野球の応援団の人が「次は直球が来る言うたやろ。。俺が分かることなんでお前に分からんねん!」みたいなのと同じ。
当事者になると難しい。
まあ、そんな感じですね。
それでもブログで儲けを。。という人、トップブロガー目指して頑張ってください。
こんなブログもやってます。