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クリント・イーストウッド監督作品@『グラントリノ』

こんにちは。

 

今更と言ったら今更なんですが、つい先日始めて「グラントリノを観ました。

 

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クリント・イーストウッド監督作品って今まで観ていたのは「ミスティックリバー」と「ミリオンダラーベイビー」くらいだったわけですが、そこにきて「グラントリノ」を観終わった後には

イーストウッド監督ってずいぶん文学落ちな作風が好きなのね」

と思ったのです。

 

率直にいうと「グラントリノ」は面白かったですよ。

時間を感じさせなかったし、映像美が素晴らしい!

おそらくイーストウッド監督のこだわりなんでしょうけど独特のコントラストの効いた暗い露出の映像が作品に合ってて良いです。

 

ミリオンダラーベイビーの映像も同じ感じでした。

 

それよりもというか「グラントリノ」は観終わった後にある作品との相似性を強く感じたのです。

 

それは

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戦場のメリークリスマス

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考え方や文化は違えど、お互いに理解し合うために撒かれた種。

 

作品のテーマが非常に似ていると思います。

 

「グラントリノ」のラストは「どんだけカウボーイやねん。。。」みたいなツッコミどころはあるっちゃあるんですが、それは単に映画としての演出であって、その演出自体に大きな意味はないと思うのです。

 

戦メリでヨノイ大尉が大切にしていたセリアズの髪はグラントリノでウォルトからタオに受け継がれた"グラントリノ"という車であるわけで、それぞれには撒かれた種を象徴しているわけですよ。

 

もともとなのか晩年になってからかは分からないけど、なんとなくアジア傾倒が感じられるイーストウッドだけに作品のモチーフとして影響を受けている可能性はあるかもしれないですね。

でもグラントリノイーストウッド監督の作品に仕上がってるんですね。

 

比較してみると面白いと思います。

 

 

グラントリノ以来10年ぶりに監督・主演を務めたという「運び屋」も興味が湧いてきました。

 

運び屋(字幕版)

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