こんにちは。
さて先日、生活圏のショッピングモールの中にある高級焼肉店に行きました。
醸し出す雰囲気もハイソで洒落込んだ服を着た奥様たちがたくさん集まるような、焼肉店としては珍しい雰囲気のお店です。
有名国産ブランド牛を"一頭買い"という唄いなんですが。
お肉が全て半解凍で出てきたのが残念でした。。(u_u)
焼肉はやっぱり半解凍の肉ではおいしく焼くことはできません。
フタを使えば2㎝くらいの肉厚のトンテキでも解凍なしの凍った状態のままフライパンでおいしく焼くことはできるけど、フタが無ければ蒸し焼きにならないので無理ですね。
当然フタなんか使わない焼肉は絶対に美味しく焼けません。
肉の脂だけが落ちちゃいますよ。
全国展開してる某焼肉チェーン店のお肉を食べてみたことがある人なら説明不要でしょう。
良いお肉にだけ許される超レアでいただくことは尚更のことムリ。
あれじゃギンギンにサシの入った特上カルビなんかも美味しく焼けない。
本来の肉のポテンシャルの半分(以下。。)くらいにしか味わえない。
もったいないな。。
まあ、お金出すから連れてってくれと頼まれて、みんなは「おいしい!!\( ˆoˆ )/」と喜んでくれてたからよかったんだけど。
自腹では行かないですね。
使い方次第というかTPOに合わせてというか、あの雰囲気でおしゃれに焼肉を食べられることに満足できる人には良いお店なんでしょうね。
くどいけど自腹では行きません。(笑)
《家庭で肉をおいしく調理する方法》
トンテキの話が出てきたついでに。
最近流行りのトンテキですが、僕はずっと昔から自炊メニューでヘビーローテしていました。
家で冷凍庫にほり込んでいた肉厚のトンテキ用のお肉とか「解凍するの忘れてた〜!」「今すぐ調理したい!」って時にわざわざ解凍する必要はありません。
レンジの解凍も自分の経験ではうまくいかないことの方が多いので(そういう気がするだけかもしれないですが)おすすめしません。
ちょっとしたコツで冷凍のままでもおいしいトンテキが焼けますよ。
まずフライパンに油は引かず10秒〜15秒ほど強火で熱してから(自分はフッ素加工のフライパンでもこうする)に凍ったままの肉を乗せフタを被せて強火で焼く。
強火で焼きすぎると肉が反ってしまって裏返した時に上手く焼けない状態になるので、肉が反らない程度に時間と火力を調節する。
ただし絶対に弱火にはしない。(理由は後述)
なおかつ、最初に焼き始めた焼き面の状態でしっかり中まで火を入れることを意識する。
強火、中火とかいっても個人の感覚やコンロのポテンシャルによって加減はぜんぜん変わってくると思うので、上記の焼き加減が実現できるイメージで火と時間を調節する。
蒸し焼きすることに意味があるのであまり頻繁にフタを開けない。
そのうち見えている面(焼き面の反対側)も火が通った色に変わったら肉を裏返して10〜15秒間ほど強火にしてあとは中火くらいで焼く。
最初に焼いていた焼き面は黒くならない程度に少し焦げっぽくなるくらいでもおいしく食べられますよ。
焦げ焦げは論外です。(笑)
肉を裏返してからもフタはずっと被せておく。
裏返した焼き面にもしっかり焼き色がついたら出来上がり。
牛肉の場合は少々レアでも構わないのでそういうところは好みでアレンジ可能。
この方法で慣れてくると肉の脂はほとんど抜けることなく、フライパンも軽くサッと洗えるくらいです。
火加減を間違えたらフライパンが脂の洪水状態になってしまいますが、よっぽど不器用で無ければ特に難しいテクニックでもありません。
《なぜ強火なのか?》
強火で焼く意味は肉の焼き面のタンパク質を素早く凝固させて肉から脂が抜けてしまうことを避けるため。
弱い火でタラタラと焼いてたらタンパク質が固まらないのでどんどん脂が抜けていきます。
基本的に今まで説明した方法は冷凍していない肉や解凍済みの肉でも同じ。
火を通す時間と加減が少し変わるくらい。
焼きながら状態を確認できるので、真ん中がガラスになってるフタを使っていたことがあったけど、長いこと使ってるとガラスとアルミの隙間に油が染み込んで、洗った後にダラ〜って垂れてくるので使うのをやめました。
でも慣れないうちにはいいかもしれないです 。
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あと、味付けは焼き目を確認する時にササッと塩胡椒します。
解凍済みの場合は、焼く前に塩胡椒降って軽く肉の表面叩いて染み込ませてから焼くとよく味が染み込みますよ。
家庭でもおいしいトンテキ簡単ですよ!
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