こんにちは。関東ではまた大雨の被害が出ていますが、現地に行かないでもできるボランティアがあります!
献血です。
「献血にご協力お願いします!」
街でよく見かける光景です。
実は自分はこれまでに一度も献血した事がありません。
介助を必要としている人がいたら手を貸していますし、困っている人がいたら助けたいと思います。
震災のボランティアに参加したこともあります。
仕事でも医療関係には2度関わっています。
でも、献血は一度もした事がない。
これは何故かと、ふと思ったんです。
考えるきっかけになったのは日本赤十字社のアニメを使ったPRポスター。
いろいろ物議を醸しましたが、なかにはバズるために意図してやったんじゃないか、それほど深刻に献血協力者が少ないからでは。
というような意見もありました。
あのアニメを日本赤十字社が取り入れた実際の意図は分かりませんが「血が足りない」というのは深刻な事態のようです。
逆に足りているというのは聞いたことがない。
なぜそれほど足りないのか? そしてなぜそれほどまでに協力者が少ない(足りていないという現実を考えると協力者が少ないということですよね)のかを考えてみる必要があるのではと思ったわけです。
《血液が足りない理由》
もうさっきの時点で答えが見えていますが、医療現場では手術や治療で血液が必要になるわけですが、その時に使用する血液が不足しているのです。
血液は人工的に作れないので献血によって得られた血液を利用するほか方法がない。
そのための献血が不足しているということになります。
では、なぜ献血に協力する人が少ないのか(自分もですが)
ここらへんはネットで検索するといろんな情報が出てきます。
特に現状では10代、20代の若い世代の献血協力者が極端に減少し続けているらしいのです。
その理由のひとつに学校などの協力が得られにくくなったこともあるそうなのですが、今のご時世、保護者の考え方などでいろいろあるのは想像つきます。
でも、そもそも自分が学生の時に学校単位で献血に協力なんてなかったしな。。
少子高齢化も影響があるでしょう。
でも、なんかそういうものだけじゃないような気がする。
いちばん分かりやすいのは献血バスが停まっているあの現場に出入りしている人の数。
あの人の少なさがすべてを物語っていると思ったのです。
じゃあ、みんあ困っている他人のことには関心がないのか?というとそうではないと思う。
大雨被害のツイートなどで協力を惜しまない声がたくさんあるのを見ていると、献血に協力してくれる人くらいたくさんいるはずでは。
と、いろいろ考えているとふと思った。
献血協力の呼びかけが耳慣れた雑音になってしまっているのでは?
街のなかでも、テレビでも、なんでも。
足りない、困っているという事を慢性的に聞いているけど災害みたいなビジュアル的にインパクトのある現象がないため、その現状に実感がわかない。
※台風19号の影響でも血液不足が発生しています!
RedFaction 近畿から、緊急のお知らせっち。
— RedFaction近畿 (@rfkinki) October 17, 2019
台風19号の影響で、全国予定していた400mL献血約5000人分の献血血液が不足しているっち
近畿も約1000人分を確保できず、大変っち
関東や東北から支援要請があるかもしれないっち!
みんな、助けてほしいっち!https://t.co/iGqY8SXUVi#RedFaction
これが大きいのではないかと思ったのです。
そして今回こうやって調べていて自分は献血に関するいろんなことを知らなさ過ぎた。。
医療にも関わっていたことあるのに反省 (-_-;)
という事で、献血の呼びかけについてはもっと具体的事例を挙げて血が足りない現状をPRしていくべきじゃないかと思った。
電車の車内テレビとかで「今日は献血推進デーです」とか毎週金曜とかにPR映像流すとか、ピンポイント的なイベントをやっていくべきじゃないかと思った。
電鉄会社もそのくらい無料枠作ってボランティアしたらいいんじゃないですか。
これを機会に自分もさっそく献血に行ってみようと思います。
こんなブログもやってます。