こんにちは。
宝塚で育った自分として、宝塚推しの記事を書いてみようと思いました。
といっても歌劇は関係ないですけどね。
典型的な西洋かぶれな自分は、音楽・映画は大好きですが、日本の作品にはほとんど触れていません。
理由は単純に自分が楽しめないから。
それ以上でも以下でもありません。
そんな自分が、珍しく観た日本の映画の中で、しかも宝塚が舞台(ロケ現場)となった映画の紹介です。
まずは軽めの内容のものから。
『「さよなら」の女たち』
斉藤由貴も若いですが、まだ細ーい顔でやさぐれてない、フレッシュなイメージの竹内力(笑)も出ています。
紆余曲折あって友達のいる宝塚に来た主人公(斉藤由貴)が、知り合った女性税理士と女3人で共同生活を始めるというストーリー。
確か竹内力は主人公(斉藤由貴)の元カレみたいな役だったような気がします。
なぜこの映画を観たのかも覚えてないけど、なぜかそれなりに楽しめたような記憶があったような。。(笑)
歌劇場周辺とか、宝塚駅や宝塚南口あたりの街並みは、よく映っていたと思います。
もう一本は。
『誘拐報道』
1982年 東映作品
同名の著書
誘拐報道 (新潮文庫) 文庫 – 1984/5 読売新聞大阪社会部 (著)もあります。
宝塚が舞台とか、そういうご当地理由を度外視してもおすすめの作品。
1980年に実際に宝塚市で起こった誘拐事件と、その報道、取材の苦悩をほぼ忠実に再現したドキュメンタリータッチの映画。
誘拐した子どもは自分(犯人)の子どもの同級生という、事件の内容もショッキングで、当時かなりの話題になりました。
そんなショッキングな内容に加えてキャストが超豪華!
犯人の妻役は小柳ルミ子
伊東四朗:刑事役
秋吉久美子:被害者の母親役
宅麻伸:記者
中尾彬:高利貸し(笑)
あと、菅原文太、丹波哲郎、 藤谷美和子、橋爪功、なべおさみ、三波伸介(笑点の司会だった人)etc
ほんとにチョイ役だった人もいたけど、当時これだけの人を集めたら、ギャラだけでも大変だったんじゃないの?というキャストですね。
実は初めてテレビで公開されたときに観たきりなんですが、ショーケンの演技がすごかった印象が今でも焼き付いています。
現在バウホールが眺められる宝塚大橋の、橋が掛かる直前の建設途中の風景も収められています。(この間、この映画観たら市役所のある宝塚新大橋だったみたいです)
確か秋吉久美子が、工事現場付近の静まった夜の川岸で狼狽している様子の描写があったかと。
映画では触れられていないですが、犯人を職務質問で逮捕した警察官2人が警察庁長官からの異例の表彰を受けたんですよね。
そのことも話題になりました。
思い出してレンタルで借りようと探したことが何度もあるんだけど、置いているところを見たことがないんです。
これ書いていたら猛烈に観たくなってきたから買おうかな。。
今となっては30年、40年近く昔の宝塚の風景を眺められる貴重な映像でもありますね。
劇団には関係ないですが、ヅカファンにとっても当時の宝塚の情景は楽しめるんじゃないでしょうか。
【追加】
先日、レンタル発見して観直しました。
小柳ルミ子が宝塚ファミリーランドのなかをウロウロしているシーンとか、懐かしさ満載の映像がてんこ盛りでした。
今の街並みと全然違ってますね。
まあ、当たり前ですか。
中尾彬のチャラい男っぷりがかなり笑えました。
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