こんにちは。
住んでいるマンションのロビーの掲示板や回覧板に
「マンション内の住人どうしとは挨拶をしましょう。」
という内容がありました。
これ、以前住んでいた入居戸数の多いマンションでも同じ内容の回覧が回ってきたことがあったのですが。
同じ階に住む人から「エレベーター待ちしているとき挨拶したらガン無視された!」とか、なんで声かけてくるんだと言わんばかりにあからさまに嫌な顔された、とかいう話を聞かされたこともあります。
ちなみに僕は基本的に挨拶する派なんですが、この人は絶対返してくれないと分かっている人にはしないことにしています。
回覧で回ってくる文面もたいてい「常識として挨拶しましょう」「子供への見本です!」的な内容になっています。
ここでは、挨拶する・しないの賛否や常識論ではなく、僕自身がしない派の人の理由を聞いた時に「ああ、なるほど」と思ったことがあるので、そのエピソードを紹介したいと思います。
東京に住んでいた時に、マンション住まいの友人から聞いた話だったのですが。
その友人曰く、同じような回覧が回ってきたとき
「なんでわざわざ挨拶しなくちゃいけないの!だってそういうのしなくてもいいのが都会でしょ!」
と断罪していました。
その友人は東京にでてくるまでは、地方のなかでもほんとに田舎の村に住んでいました。
いわゆる「向こう三軒両隣」と言われるように、昨日のお隣の晩ご飯がなんだったのかも知られている。
若い女性が男と歩いていたら翌朝には村中の人にその話が広がっている。
村のいろんな行事やしきたりにも否応なく付き合わされる。
「○○さんのご主人は○○会社の部長さん」なんてことは当たり前に知られていてそういうのが一種の住人ヒエラルキーにも繋がっている。
とにかく窮屈だったそうです。
そんな田舎が嫌で都会へ出てきた。
「いや~、東京ってほんと生活するのに楽だわ!だって隣に住んでる人の顔も仕事も知らなくてもいいんだから!」
ってのは、なんかの話の都度聞かされました。
その友人の話を聞いていると、挨拶しない理由は「さもありなん」と感じました。
参考までに、その友人はよく顔を合わせる人や向こうから挨拶されたら挨拶する。
でも基本的にそうでない場合は自発的には挨拶はしないというスタンスだったそうです。
別の話になりますが、都会でも社宅住まいだった人からは、その社宅に住んでいる上司の奥さんがやたらと主のような風を吹かせてくるのか鬱陶しい。だから社宅を出た、みたいな話を聞いたこともありますが、きっとそういう人だったら同じような心境になるんだろうなと思ったりもしました。
まあ、人それぞれの理由があるんですね。
でも、そういう事情を知らなくて、挨拶して嫌な顔をされるってのはちょっと凹みますよね。。
東京砂漠。。。
なんか今回の記事、〇タウンネットあたりにパクられそうな内容だな(笑)
こんなブログもやってます。