こんにちは。
会社の忘年会や新年会で若手社員が上司から余興の演目強制されたけどやりたくない。
こういうのはパワハラに該当しないのでしょうか?というような相談を見たのですが。
「れっきとしたパワハラに決まっとるやないか!」
ですね。
未だにこういうことが横行する職場、まだ多いみたいですね。
いやー、サラリーマンって辛いですね。。
でも、フリーも辛いですよ(笑)
冗談はさておいて、こういうのはホントに余裕でパワハラになります。
というか、こういうこと言われる職場って例えば大手なんかで今でもあるんですかね?
大手だったらコンプライアンス室みたいなところに相談したらなんらかの対応はされるはずだと思います。
大抵は匿名で投書できるように配慮されていますので。
会社が社員に損害賠償を支払ったケースもありますので無視はされないと思いますよ。
誰が投書したかは雰囲気でバレてしまうとか気にする人もいますが、結局それを気にしてたら何も前進しないです。
言ったらまずいことになる環境があるのなら、そういう環境が作られていることを含めて証拠固めとか記録を付けて準備するべきです。
仮に自分がコンサルタントを請け負っている会社でそんな事案があったら真っ先に対処しますね。
こういう問題ってやらせる側は単純に営業社員の心構えだとか、会社のしきたりだとかって理由にならない理由を言ってくるんですけど、前時代的な負のイメージにしかならないので管理職さんはよく考え直したほうがいいですよ。
小さなワンマンオーナーの会社とかなら仕方がない場合もあるかもしれないですが。
実は自分の父親も典型的なワンマンの創業社長で数年間一緒に働いていたこともありました。
その社長(父親)が社歌を作ろうとしていたことがあったので
「この時代にアホなことすんな!」
と言って社歌を作るのは止めさせました。
その頃からいろいろ脱線が激しくて結局会社は倒産して億単位の巨額の負債を作って父は自死という結末になりました。
そのあとの自分は会社整理や裁判やらで1年半は定職に着くことができなくてたいへんでした。
話が戻りますが、この手の事案は話をして止めさせられそうか、言い出すこともできない雰囲気かってのは、既に分かっていそうなもんだと思います。
言っても聞いてくれないようなところは人にも組織にも問題ありです。
腹をくくる必要はありますが、例えばこんな提案をしてみるのはどうでしょうか?
「演目指定するのなら、こちらからも先輩上司の皆さんに演目指定させてもらっていいですか?」
と持ちかけて30代社員、40代社員、役職者とかに分けて何かを演ってもらう。
30代社員にはコスチュームもバッチリ決めたセクシーバーレスクダンス。
コスチュームはビキニ以外禁止、ハミ出しも禁止、もちハイヒールで。
男女の機会均等を重視して性差の考慮なし。
40代社員は〜
などのように。
『 やっぱり経験豊富な先輩方により凝った演目を披露して頂かないと統率力も湧かないと思うんですよ。』
と年齢役職が上がるにつれ演出の完成度も高く設定する。
こんな感じで提案してみる。
まあ、脳ミソ筋肉君みたいな人がいたら、そのまま言葉通りに解釈しちゃって調子に乗ってエスカレートしていく危険性もはらんできますが。(笑)
個人的にサッパリ理解できないのが、忘年会で社員に余興をやらせることの意義。
忘年会や新年会ってその年「みんな頑張ったね。これからも頼むよ。」というねぎらいや建設的な語らいをする場であって、面白いもの見る場じゃないでしょ。
家にテレビ無いんですかね?
エンターテイメントに飢えてるとか、それとも北の将軍様みたいに自分を喜ばせることに満足を感じる一種の性癖なの?
はたまた、過去に自分もそういうことやらされたから、今度は自分がやる立場にならないと納得できないってDV連鎖みたいな心の病気?
いずれにせよ、そういうこと思いつく人って、人の上に立つ素養が全く無い人ですね。
手綱の締め方ならもっと別の方法があるでしょう。
そんな人が役職に就いてる会社って。。
ー過去にはあった当たり前のことでもー
皮肉じゃないこと言うと、もう遥か昔、新入社員の研修で朝のラッシュ時の駅の改札で社是や抱負を絶叫させたりするのが流行った時期がありましたよね。
ああいうの今見たらどう思います?
しかも今はSNS時代だからなんでも映像に撮られて半永久的にアーカイブされちゃうんですよ。
部下になる社員もだけど、上に立つ人も変われないところはダメです。
困ったことがあったら兵庫や大阪方面だといい弁護士紹介できますよ。
ガチな法廷闘争になる前の相談だったら僕でも乗りますが。
個人・企業どちら側でも。
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