こんにちは。
先日の記事です。
上の記事のなかにもあるのですが、献血は災害発生時の救援ボランティアとしても役に立ちます。
現地に行かずともできるボランティア。
台風19号の災害に伴って治療の血液が不足しているということをTwitterで知って自分も思い立って行ってきました。
場所についてはローカルな話題ですが、献血の手順についてはどこも変わらないと思うので、自分もそうだったのですが、献血がどんなふうに行われるのか、いろいろ不安もあるという人に向けに分かりやすく書いていこうと思います。
行ってきたのは阪急西宮北口駅の駅直結モール『アクタ西宮』の2階にある『にしきた献血ルーム』
【許可を得て撮影しています】
ここに献血ルームがあったのもつい最近知りました。。
到着! ずいぶん想像と違うイメージ。
クリニックぽい雰囲気なのかと思いきや、まったく違った印象。
マンガや雑誌もたくさんあるよ
まず、入ってみると『こんにちは。今日は献血に来ていただいたのですか?』と聞かれ「はい、でも初めてです。REDFACTIONのTweetを見て来ました」と答えると『ありがとうございます!ではこちらでご説明させて頂きますね』と、いろいろと説明を受けました。
行きます! https://t.co/rpV6ycHyR2
— ダイチャン・メイデン (@dai_maiden) 2019年10月25日
スタッフの人はみんな親切で丁寧。
献血の手順は以下のような流れ
上の①「受付」にあたるところで口頭の説明とタッチパネルの問診解答を行います。
大雑把にいうと献血に伴う副作用、個人情報の扱い、血液検査について(※)、当日の体調や海外渡航の有無、予防接種の有無など
※HIV(エイズウイルス)、肝炎ウイルスの感染確認のための献血はできません。検査で確認できる抗体ができるまでの潜伏期間があるためです。
《問診票》当日と同じものです。
http://www.jrc.or.jp/donation/pdf/ketsueki_monshinhyo_2018ver.pdf
②にあるように当日は2回針を刺されます。
事前判定用にほんの少量の採血と献血用の採血の2回。
血管が分かりやすい腕で献血用の採血、反対側の腕で判定用の採血となっています。
どちらも特別痛いなんてことはないですよ。ホントに。
健康診断とかで採決されるのと変わらないです。
問診と血圧測定を済ませたらいよいよ採血ルームで採血!
採血ルームに入ると全席ヘッドスピーカーと液晶テレビ付きのリラックスできるシートに座って採血を行います。
スマホも持ち込み、操作OK。(通話は遠慮しましょう)(※施設によって持ち込みの制限があるかもしれません)
自分は400mlの採血だったけど10分ほどで終了。
あっという間。
なのですが、献血が終了するとすぐおさらば!ではありません。
血を抜かれるというのは体の水分が奪われたのと同じ状態なので、最低10分は待合スペースで休憩してゆっくり水分を取るように説明されます。
(急いでゴクゴク飲むとすぐにトイレを催して効果がないため)
無料のドリンクサーバーで好きな飲み物を選んで「アイスクリームもどうぞ召し上がってください!」とコインを渡されます。
左のコインがアイスクリームの販売機用のコイン
REDFACTIONのカードももらえたよ
キッズスペースもあるよ
【まとめ】
- 献血に必要な時間:約1時間(初めてで通常の献血の場合)
- 空腹はNG ご飯は食べて行きましょう
- 服用している薬がある場合はダメな場合も。わからなければ電話などで聞いてみましょう
- 当日のお風呂は問題ありません。
- 直後の飲酒や喫煙は控えましょう
テレビも観られるし、もう、ゆっくりとリラックスして過ごせますよ。
休日は混雑することもあるそうですが、平日だと空いていることが多いとか。
自分が行った時間帯では、学生さんとか初めての人が多かったです。
待合スペースとは受付を挟んで反対側にあるフリースペース
『にしきた献血ルーム』ではフリースペースでこんな利用も可能。
まったく初めての人だと説明や休憩まで含めて1時間見ていたらいいかな。
※成分献血の場合は採血量に応じて採血時間だけで40分~90分ほど。
成分献血というのは血液そのものを抜くのではなく必要な成分だけを採ってその他はもう一度体に戻すので体への負担が少なくて済むのです。
なので献血協力したいけど、ちょっと不安も・・・というような人は成分献血の時間を想定して行くといいと思います。
そして普通の献血だと年3回が限度ですが、成分献血だと24回も可能なのです。
24回っていうと月2回。
それほど体への負担が違うということなんですね。
と言っても普通の献血が体への負担が重いというわけではありませんので過度な心配は不要です。(^ ^)
自分は体調の影響はまったくなにもありませんでした。
ということで初めての献血体験レポートでした。
チクッ!とするその一瞬の痛みで誰かが救われているのです。
こんなブログもやってます。