ニコンD750・D610・D600・D200・D90・D80・D7000等の付属品である接眼目当てのDK-21が2023年で終売になっています。
互換品もけっこうありますが、純正品はないの?という人のための選択肢としてDK-31をおすすめします。
D780に付属の純正品DK-31です。
このDK-31はNikonの公式アナウンスでDK-21の代替品とされている商品ではないのですが、NikonDirectのページではDK-5というアイピースキャップが現在でも販売されており、その対応機種一覧では最新のD780から古くはD40に至るまで、これまで発売されてきた角形ファインダーの30機種以上が掲載されています。
ということは角形ファインダーのベースサイズは全て共通という認識でよいと思います。
実際に筆者の手持ちのD90・D610・D750に付けてみたところ実用上なんの問題もありませんでした。
(左)DK-31 (右)DK-21
両方を写真で見比べて、全体の形状もなんですが、窓の大きさが違う…と心配になった人もいると思います。
DK-31のほうが窓が正方形に近いです。窓の横寸は変わらないのですが、縦寸はDK-31が明らかに長いです。
装着した写真で見比べるとハッキリと分かります。ボディはD750です。
DK-21はファインダーの地の部分が縦の辺のみ見えていて、横の辺は完全にツライチに重なっています。
それに対してDK-31は縦・横ともに地の部分が均等に見えています。
目当ての開口面積が広く高さもあるのでマツ毛の長い人や派手なツケマをしている人はコッチがいいかもしれません。
目当ての高さはDK-31(左)のほうが高いです。
DK-21
DK-31
サイドから見ると高さの違いが分かります。あと、DK-31は上の部分が若干段差になります。1㎜あるかないかくらいですが、最初からこんなもんだと思っていれば違和感はほとんど感じません。逆に目当てのほうが寸足らずになるとカッコ悪いですが、そうではないのでこの程度ならよしとしましょう。
D610とD90に装着した場合も同じでした。おそらく他の旧機種も同様でしょう。
装着してなにかに干渉することはありません。筆者は若干の老眼なので眼鏡を使用する場合もありますが、筆者の眼鏡で試した限りではケラレの差異はありませんでした。
■ DK-31のいいところ
DK-31はかなりガッチリとボディに付きます。知らずに取れてしまうことはまずないと思います。
(左)DK-21 (右)DK-31
理由は裏側の取り付け部形状の違いがあります。DK-21の取り付け部はパンタグラフのような形状になっていて、その屈曲部が柔らかかったので外れやすいです。
DK-31はパンタグラフが無く、引っかけのポッチ(凸)だけで、それがかなりタイトに作られているためガチッと装着できます。付ける時も外すときもかなりガチッ!と手ごたえがあります。グラつきはありません。
DK-21は不意に外れて無くす人が多かったようですが、その悩みがあった人にはDK-31はおすすめです。
メーカーの希望小売価格が税込み605円で、Amazon等の実勢価格では400円台なので気軽に試しやすいです。
■まとめ■
DK-31がおすすめな人
- DK-21を無くしやすい人、外れやすいのがイヤな人
- マツ毛が長い人、ツケマをしている人、アイメークが派手な人(効果は個人差あり)
- なんとなく気分で変えてみたい人
- 純正品がいい人
このブログ『なんでもメモ!』は、amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、 Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。