リンゴのロゴ透かしまで同じ位置に入った見分けのつきにくいメール
最近、プロバイダやカード会社などを装った詐欺メールが横行していますが、自分にも来ました。
メールタイトルは
【警報】あなたのAppleIDはリセットされ、一時的にロックされています。
というもの。
メール本文の警告の後に「あなたの身元を確認する」というブルーのボタンが設置されています。
メールの体裁はAppleからのメールと本当に何から何までそっくりで、ほとんどパッと見ただけでは判別ができません。
メーラーの差出人にも「Apple」と表示されていてAppleのロゴ透かしもメール本文に本家と全く同じ位置に入っています。
Appleのメールとの見分け方
- Appleからのメールでは本文先頭の宛名に「〇〇太郎様」とフルネームが入っているが偽メールにはメールアドレスしか記載されていない。
- メールの差出人アドレスが「noreply@」までは同じ。でもAppleからのメールには「noreply@email.apple.com」なのに対して偽メールでは@以下が別のものになっている。
こんなところが判断の決め手になりました。
しかし、それ以外のところは本当にAppleからのメールにそっくりです。
もっともらしく「ケースID:〇〇〇〇~」という長い番号も入っていました。
これは正真正銘Appleからのメール巻末ですが、この部分も住所が省かれているくらいであとは色使いまでほとんど同じです。
Appleからのメールの巻末です。
いたちごっこでさらに進化した偽メールも出てくるかもしれませんので見た目だけで判断せずに慎重に対応するようにしてください。