名前は「SE2」でも「9」でもなく『SE』
《4月19日更新 発売延期情報》
ドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社は発売日を5月11日に延期。コロナウイルス感染拡大防止の要請を受けて。
予約は4月20日からに変更なし
発売は4月24日
『Apple』より
液晶は4.7インチディスプレイなので過去のSEのような小型サイズではなく、iPhone8とほぼ同じサイズ。Retinaディスプレイです。
小型の”あのサイズ”を期待していたユーザーにはガッカリでしょう。
これは既に当ブログの過去記事で報告していましたが、ほぼ全てその通りになっています。
カラーは3色PRODUCT REDもアリ!
カラーはブラック・ホワイト・PRODUCT RED
新SEは廉価版のイメージがない高性能機
チップはiPhone11Proと同じA13Bionicを搭載!と現在の最高性能のものを載せてきました。
ここはいい意味で予想を裏切られたというかXRに満足している自分もAppleのサイトを見ながらちょっと興奮気味(笑)
というのは、「いや、こういうの待ってたんだよ!」と自分がiPhoneをオーダーできるのならと考えていたiPhoneの理想形のドンズバをやってくれているからです。
XRを買っていなかったら迷わずコレに飛びついていました。マジです!
詳細はAppleのサイトのほうが分かりやすいと思うのでそっちを見ていただくとして、じゃあ、どうやって低価格化を図ったのか見てみると。
- カメラがワンカメ
- FaceIDはなく指紋認証
- ベゼルレスデザインではない
このへんでしょうね。
逆に通信やネットワーク関係は簡素化されていないし、防塵防水だし、カメラはワンカメだとはいえポートレートモードや深度調整スライダーで簡単にボケをコントロールできるなどXRのワンカメよりはずっと高性能。ビデオも4Kで手振れ対応。
そして価格帯が64G(44,800円)、128G(49,800円)、256G(60,800円)という安さなのに過去のSEのようなあからさまな廉価版イメージのない、性能が高いわりにそれでいてかなりの低価格設定という大判振る舞いですね。
小型サイズは期待外れになりましたが総合的にはかなりいい感じでこれはヒットの予感がします。
ただ、ちょっと冷静に考えるとベゼルレスデザインを体験している自分は今からベゼルと物理ボタンありのデザインにはちょっと・・・というところはあります。
でも、顔認証よりは指紋認証の方がいいと思うところはあるし、当面マスク着用をする習慣も続きそうなので指紋認証は逆風になるかもしれないです。
このあたりを割り切ることができるかどうかがカギになりそうです。
今後の5G対応環境がどうなるのか
あとですね。これはコロナウイルスの影響で思わぬ展開になりそうだと自分が予想するのはiPhoneの今後の5G対応と世間の5G化の行方ですね。
iPhoneは今年の秋に発売予定の「12」で5G対応かと思われていたのがコロナの影響で予定通りのリリースが怪しまれています。
ひょっとすると2020年内の対応は難しいかもしれないとのこと。
もうひとつも同じくコロナ影響ですが、テレワークの普及で一気に回線使用量が増え、例えば日本でも世間では「学校のオンライン授業を!」と言われていますが、実際に日本中の学校でオンライン授業が実施され、企業のテレワークが現状以上に普及するととてもじゃないけど今の4Gでは簡単にパンクしてしまうそうなんです。
つい先日のニュース討論でも議員の方が5G普及努力と言っていました。
そうだとすると、ある時期から5G環境が世界中で一気に普及する、5G環境の超加速化につながることが考えられ、5G対応していない通信機器は一気に陳腐化する可能性があるかもしれません。
ということで現状では最高かもしれないSEも一年かもうちょっと先くらいには「あ~・・・」という事にもなりかねないかも。。という心配がなくもない。
あまり先のことを考えるといつまでたっても買い換えられないスパイルに陥ってしまいますが5G対応の状況は実際に急ピッチに展開する可能性もあると思うのでちょっと悩ましいです。
中国はマスク外交などいわゆる”医療シルクロード”で「代わりにうちの5G使えよ」というようなマッチポンプをやっているとの情報もあります。
でもでも、新しいiPhoneSE、この高性能と低価格。
魅力的なのは間違いないです。