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インスタグラムのマルチビジネス勧誘と『# 』ハッシュタグの関係

こんにちは。【更新:2022/1/30】

『# 』ハッシュタグ

ハッシュタグを征する者がインスタグラムを征する」なんて記事を見たんたけど、征してどうすんの?(笑)

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一応説明すると『# 』ハッシュタグとは、#神戸 とか #星空 とか、ハッシュタグの後ろに続けたキーワードで同じ分類の写真が検索できる機能のこと。

言わば写真のインデックスだ。

自分も結構活用してる。

同じ趣味を持ってる人と繋がりたいとか、そういう気持ちで。

単純に同じ理由でやっている人も多いと思う。

それが最近ではハッシュタグだらけの投稿はウザいと思われる大きな要因となっている。

現象はインスタに限らず、facebookや他のSNSでも同じ傾向にある。実はハッシュタグを使っている自分でも思うところがあった。

例えば

#○○ #○○○ #○○ #○○○○ #○○ #○○○ #○○ #○○ #○○ #○○○ #○○ #○○○○ #○○ #○○○ #○○ #○○ #○○ #○○○ #○○ #○○○○ #○○ #○○○ #○○ #○○ #○○ #○○○ #○○ #○○○○ #○○ #○○○ #○○ #○○ #○○#○○ #○○○ #○○ #○○○○ #○○ #○○○ #○○ #○○ #○○ #○○○ #○○ #○○○○ #○○ #○○○ #○○ 

のような投稿。こういうハッシュタグだらけの投稿が多い人にかなりの率で共通していることを挙げてみると

  1. やたらとフォロー数が多い
  2. ネットワーク勧誘やステマっぽい人が多い。あるいは気付かずにそういう人の餌食になりかけている人
  3. facebookにおいてはアカウント乗っ取り目的の悪質ユーザーを招く危険性がある。あるいはそういう悪意ある張本人である。

ハッシュタグがウザがられる現象は、ユーザー自身がこういう事に肌感覚で気付いてきた結果だと思う。

明らかにマルチっぽい人は笑えるほど特徴が似ている。

ハッシュタグに加えてプロフィールに「のんびり気ままな暮らし」「リゾートライフで充実」「○○だった私が起業家に」みたいなキーワードが複数絡めばマルチ確定。

マルチ率120%。

さらにここから不労所得なんていうキーワードが出てくればネットワーク率1000%に一気に上昇。

ある意味分かりやす過ぎてありがたい。

💝💝💛💚💙🏳️‍🌈🇺🇸🇧🇸🇯🇵🇹🇩🇸🇪💖💖💛💚💙💝💝のような、やたらとデコデコなアイキャッチを入れているのもよく見るパターン。

リゾート地の綺麗な玄人肌の写真(出所はお察しください...)に混ざって、高層ビルのラウンジで友達とお酒飲んだり、豪華な食事を囲んだりしている写真が点在。

分かりやすさに加えて、発想が貧困だな...とある意味哀愁すら感じる。

もう少し上級者になるとプロフィールではあえて何も語らずURLのリンクのみ。リンク先はお察しください...  

写真にもハッシュタグは無し。

こうなると言葉で説明がない分、写真に説明的なカットが増えていく傾向がある。

ホテルの会議室のなかで高そうなスーツを着た男女が満面の笑み。気持ち悪い写真だね...  

ソファーにやや斜め掛けしてドヤ顔。ゴッドファザーのテーマ曲が流れてきそう... 

高級時計のクローズアップ。ああそうですか...お高いですか... 

飛行機や新幹線のグリーン車で移動中の自撮り。他にやること無かったのか... 

などなど、すごいでんな~! がんばってまんな~!というカットがてんこ盛り。

どれも妙に取って付けた感が強くて現実味が薄い。

こうして見ていると、ある類似点が浮かんだ。

結局、SNSのネットワーク勧誘におけるハッシュタグ使いの初級者と上級者の違いというのは昔ながらの勧誘方法の関係に似ている。

初級者は友人・知人を失わんばかりの勢いでがっついてくる。

だが上級者になるとあえて自分からビジネスを語らない。

何気に質の高そうな生活を髣髴とさせたり、妙に運気やチャンス、素晴らしい友人に恵まれたエピソードを各種持っている。

「お金に不自由はしてなさそうだけど、何をやってる人なんだろう」と相手に興味を引かせる。

初心者は「押し」てしまうが、上級者になると「引き」になる。

これがインスタビジネスにおいてのハッシュタグの使い方の塩梅に通じる。

しかし、こういうこと考えていたら投稿の時にハッシュタグひとつ打つのに考えてしまうね。

ネットビジネスを効率的に真面目にやろうと考えている人にとっても迷惑な話だ。

ネットのSEO対策を謳う業者とGoogleのような検索大手が日々攻防を繰り広げているのと同じで、SNSにおいてのマルチ勧誘やステマは無くならないし、むしろ増殖していくだろう。

これからの『# 』ハッシュタグに注目していきたい。