こんにちは。
パート3になりました。
片頭痛の予兆の「閃輝暗点(せんきあんてん)」ですが、これは片頭痛の予兆や頭痛の最中に起こる視覚異常です。
僕は酷い閃輝暗点は稀なのですが、起こる場合もあります。
いちど酷かった時は
- 白のコピー用紙が薄ピンク色に見える
- 視野周辺が万華鏡を見ているみたいにグルグルと回る(視野周辺だけ白黒に近い見え方になる)
- 視野中央で見ているものも二重・三重にぼやけて見える
こんな状態でした。
最初は「えっ!このコピー用紙なんでピンク色なん!?」って言うと
みんな変な顔をしながら「白ですけど・・・」
という調子だったのが、そのうち閃輝暗点と気が付いて頭も痛くなってきたので、周囲からも「休んでいていいよ」っていう具合でした。
僕は転職経験が多いのですが、今までの職場では全て偏頭痛への理解がある同僚や上司ばかりだったのでイヤな思いとかすることはありませんでした。
これは偏頭痛持ちの間で会話したときに「ホント羨ましい!」と言われますが、周辺環境の面では不幸中の幸いでした。
良くなかったのはパート2に出てきた元彼女だけです。(笑)
そういえばまた思い出したことがあって、その彼女はけっこう生理痛が酷かったんですけど、デート中にそうなった時には一日のプランを変更したり、負担がかかりそうな食事だったら予約入れていたお店も変更して食べやすいものに変えたり、早めに帰してあげたりと、いろいろ気を遣っていたのです。
ところがそうしているうちに勘違いし始めて、どこまでわがまま通じるかを試す行為を仕掛けてくるようになったんですよ。
そういうのが重なってブチギレてしまいました。(暴力的なことはしていませんよ)
人の優しさの上に”あぐらをかく”ような行為をする人間は最低ですね。
地獄へ堕ちろ
と、また最悪な想い出が蘇ってしまいました(笑)
ちなみにかの有名な画家であるゴッホも偏頭痛持ちだったらしく、ゴッホのグニャ~と曲がった空やチカチカした星のようなものがいくつも描かれているのは、この閃輝暗点の視覚障害の様子をモチーフにしたものではないかとも言われています。
確かに実際に似ています。
興味ある人は「偏頭痛 ゴッホ」等で調べると結構情報が出てきます。
周囲の理解も大切なんですが、偏頭痛持ちの人が周囲に誤解を与えないように行動することも大切だと思います。
知り合いに何人かこのタイプがいたのですが、「鎮痛剤は体に悪い」といって薬を飲まず、仕事中であろうと人と会っている時であろうと「頭痛い...」の言葉を連発する人。
「薬飲んだら」というと「鎮痛剤は体に悪い」この繰り返し。
「仕事やっとくから帰ってもいいよ」と言っても「大丈夫...」といって帰らないし、そうするとずっと「頭痛い...」と続けられる。
頭痛持ちとして気持ちは分からなくはないけど、帰りもしない、薬も飲まない、仕事の気もぞぞろでは、こちらもどうしていいのか分からないし、逆に不快。
頭痛の大変さが分からない人にはさらに不快だろうし誤解を招く。
薬を飲まないのは自由だし、飲めとも言わないけど、自分の意志で飲まない選択をしたのならイライラさせることを言わないことも大切。
こういう人って自己愛型の性格してる人が多かったように思うけど。
また横道に反れましたね。(笑)
周囲の理解でいえば「頭痛なんて気合が入ってないから起こる」みたいなことを言う上司のいる職場はハッキリ言って辞めたほうがいいと思う。
そういうアホな人間はきっと他のことでもマズいことをやっているはずだし、そういうレベルの人間は変わるもんじゃない。
軽く仕事辞めてしまえってアドバイスも無責任かも知れないけど、世の中には想像を絶するレベルのアホが実際にいるから、そういうところに長居すればするほど自分もアホになるよ。
昔、mixiで「偏頭痛」のコミュニティーがあって参加者数が多かったと記憶してます。
その時にも偏頭痛持ちのコミュニティー見て、みんな大変だなあ...と思いましたけどね。
他人事みたいに言ってますけど自分もそうなんですけどね(笑)
今回はトリプタン製剤から偏頭痛の理解までいろんな話を書き散らかしましたけど、偏頭痛3部作はこれで終了です。