ねじれまくった本末転倒な議論で配備中止という結末を迎えたイージスアショア。
なんというか、敵から飛んできたミサイルを迎撃するのにブースターを落とす位置の改修とか・・・
飛んできたミサイルを破壊することに意味があるのに・・・
敵から飛んできたミサイルの本土着地&爆破被害よりもこっち側のブースター着地を優先させるんですか?(笑
と、まあ、そういう話はこのブログの趣旨ではないので置いといて。
あるニュース討論番組でこのイージスアショアの配備中止に絡んで、元統合幕僚長が出演してこんな発言をしていた。
「河野大臣はすべてを語っていないんじゃないか。軍事的なことなので表には出せないなにかもっと重要なことがあるんじゃないかと考えたりするんです」
そんな話を聞いていて思い出した映画
『スネーク・アイズ』
ミサイル配備計画の裏で行われる陰謀を描いたフィクション作品。
主演:ニコラス・ケイジ 監督:ブライアン・デ・パルマ 音楽:坂本龍一
1998年作品
自分の観たなかで、ニコラス・ケイジのハマり役だったと思っている映画。
この手の映画の主役というとヒーロー感アリアリとか、ボーンアイデンティティーのジェイソン・ボーンよろしく任務のプロだったりするものが多いなか、そうではない普通の、というかある意味それ以下のダレダレ腐敗人間が事件に巻き込まれながら苦闘する様が、ある意味リアルに、またある意味肩の力の抜けた進行で楽しませてくれる。
カメラワークやカットにはパルマ節~。よく出てます!
伏線となるストーリーの絡みも絶妙なアレンジで、既に言ったようにガチすぎる陰謀ストーリーではないので、肩の力が抜けないスリルと緊張感が苦手という人にもおすすめ。
自分は時間を感じない良作と評価しているけど、わりと賛否が分かれる映画のようで、パルマ監督作品としても興行収入は低めだったのかな・・・そのへんの正確なところは失念。。
ゲイリー・シニーズなど脇を固める役者もなかなかで、女性出演者が極端に少ないなか、重要な役を務めるカーラ・グギノは超美人なモデル出身女優。
カーラ・グギノはスパイキッズシリーズのお母さん役の人でもある。
この手の話、オチは決まってるでしょ、と思いながらも見逃してしまうようなラストシーンのカットで「おや・・・」と。
ストーリーはまったく違うけど、おなじようにニコラス・ケイジのハマり役と思う作品をもうひとつピックアップ。
『月の輝く夜に』Blu-ray ※日本語字幕ないです!DVDでは中古しか無いようです
こんな作品がなぜ?というか、何らかの版権上等の問題があるのかな?
国内向けのリニューアル版が無いようですが。
主演:シェール、ニコラス・ケイジ 1987年作品
シェールがアカデミー主演女優など合計3つのアカデミーを獲った作品。
ニコラス・ケイジが若い、毛深い!(笑
ひょっとするとTSUTAYAとかで並んでいる古い作品の販売専門DVDとかであるかもしれないです。
無かったらレンタル。
確実に数百円以上の価値のある作品。
最後にもう一本ニコラス・ケイジ初主演映画。
『ヴァレー・ガール』
1983年作品
タイトルを見てピンときた人。
「Valley Girl」とは、あのフランク・ザッパの同タイトル曲と同じことを指す。
80年代初期にLAのお金持ち居住エリアから発生した独特のギャル現象を表す言葉で、現在も独特のValley Girlな話し方は定着している。
かつて日本でも「~みたいな?」「~って感じ?」のようなギャル独特の言い回しが流行ったけど、ニュアンス的にはそれとほぼ同じ。
例えば「like~」は「~って感じ」であって、日本のギャル語と同じく英語でも語尾のイントネーションが上がる。
そんなValley Girlなお嬢様と下街のパンク少年(ニコラス・ケイジ)の恋愛を描いた作品。
なんてったって若いよ。(笑
参考までにザッパの同曲が聞けるのはこのアルバム
スティーブ・ヴァイが参加している時代のもの。
邦題は『たどり着くのが遅すぎて溺れる魔女を救えなかった船』
かつて世界一長いアルバムタイトルとしてギネス記録だったけど。
Valley Girlではザッパの娘がひたすらValley Girl言葉でしゃべりまくっている。
しかもザッパ史上いちばん売れた曲がコレ。
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