なんでもメモ!

「はてな?」や「なるほど!!」の情報掲載 職業カメライターのヒマ潰しブログ。時には趣味のことも。

テレワークに絶対必要なセキュリティーソフトを考える

警視庁からも注意喚起 テレワーク増加を狙ったサイバー犯罪が急増の恐れ

《2020年6月18日更新》

コロナウイルスの影響でテレワークを行っている人も多いでしょう。

そこで危惧されるのがパソコンのセキュリティー関連の事情です。

現在テレワーク増加を狙ってサイバー攻撃が増加し、警視庁からの注意喚起も行われています。

 

独立行政法人情報処理推進機構」より

www.ipa.go.jp

 

セキュリティーソフト使ってない人なんているの?!

と考える人もいると思いますが、現実にはたくさんいます。

パソコンのセキュリティー対策は、意識する人と、無頓着な人との乖離の激しい現象のひとつと言えるでしょう。

無頓着な人はいわゆる正常性バイアスが働いている状態ですね。

セキュリティーソフトなんて、パソコンを買ったときに入っていた無料1か月版とか以外は使ったことがない、なんて言う人は本当にザラにいます。

実際に自分は、メディアの受け取りやメールのやり取り等で、セキュリティーソフトのおかげでウイルスやマルウェアのもらい事故を逃れたことが幾度かあります。 

Windows10のディフェンダー機能では十分とは言えない 

ということで、セキュリティーソフトの必要性は強く言いたいわけですが、最近、こういうことを聞く機会も増えました。

「Windows10はサードパーティー製のセキュリティーソフトは不要」というもの。

その理由が「Windows10のディフェンダー機能が優秀になったから」ということですが、確かにWindows10のディフェンダー機能は、従来までのWindows標準装備のファイアーウォールより優秀であることは事実のようです。

しかし、セキュリティー問題を語る上で、Windowのディフェンダー機能とサードパーティー製のセキュリティーソフトはレイヤーの違う話で別次元なんです。

というのは、世界中で圧倒的多数のユーザーのいるWindowsの標準機能だからこそ、そのセキュリティーホールをブレイクしようとする輩が存在しているからです。

だからこそWindowsの標準機能とは別の、サードパーティー製のセキュリティーソフトを入れておくことに意味があります。

これはホントに過剰でもなんでもないあたり前のことなんです。

プライベートな用途でも必然ですが、テレワークであれば尚更のこと。

 

有名メーカーのセキュリティーソフトをお試ししてみました

実は今年の2月から1台増えたパソコンのセキュリティーソフトを何にするか思案中で、無料お試し期間で乗り継ぎしていました。

マカフィーリブセーブから初めて最後は4つ目のウイルスバスタークラウド

お試し使用経過 1.マカフィーリブセーブ 2.カスペルスキー 3.アバストプレミアム 4.ウイルスバスタークラウド

自分は素人なので、専門的なことは↓の記事のほうが参考になると思いますが、好奇心から今まで使用したことがなかったメーカーのものを試してみたくなりました。

 

「THE比較」より THE比較独自のお得なセールもあり

thehikaku.net

 

参考までに、お試し期間の乗り継ぎで使用しているノートパソコンのスペックを書いておくと。

2016年製ThinkPad

CPU 第6世代CORE-i5 6200U

モリー 16G

ディスク SSD 250G(内使用領域70G、空き180G)※換装したSSD

 

これまで使用したことのあるセキュリティーソフトは、覚えている限りで、ウイルスバスター、アバスト(無料版)、マカフィーノートン、ESET(現在のメインマシン)とあとずいぶん昔に使用したもので現在は無くなっているものもあったと思います。

マカフィーは20年以上ぶりくらいに使ってみて、分かりやすく、ずいぶんと好印象でした。マカフィーは同一世帯の家族間であれば、ライセンスは無制限なので、同居家族の全てのパソコン、スマホをワンライセンスで賄うことができ、随分とお得になります。

 

メニューや詳細設定で分かりやすさの違いがある

試用期間乗り継ぎを試した結果、大雑把に感じたことは。

<初級者でも分かりやすい>

マカフィーリブセーブ、アバストプレミアム、ESET

さっきも書いたように、特にマカフィーが秀逸だと感じました。

<知識がないと分かりにくい>

カスペルスキーウイルスバスタープレミアム

 

この分かりやすさの差というのは、特に詳細設定の項目で顕著です。

例えば、初級者でも分かりやすいのは、詳細設定の項目のなかで「○○を△△されないように□□する」と目的と効果が分かりやすいように説明された表記になっています。

逆に分かりにくいものは「○○を除外する」「○○に△△を含まない」と知識がないと何のことだか分からなくて、実際にどうするのがベターなのか判断がつかないのです。

ウイルスバスターカスペルスキーは、マカフィーやアバストみたいなチュートリアル方式や、提案方式はないので初心者ではどうかな?と感じました。

 

重さの違いは

自分はPhotoshopなど、一般的に重いと言われているアプリケーションをいくつか使用していますが、正直なところ、それらのアプリの使用時に特定のセキュリティーソフトのために動作が変わったと感じたことはほとんどありませんでした。

強いて言えば、Googleロームカスペルスキーを入れた際に普段巡回しているサイトでも体感できるレベルで表示が遅くなる場合が時々あったくらいです。それも常にそうなるということはありません。

ただ、Webブラウズ以外で遅い、早いの明確な差はほとんど感じなかったので、カスペルスキーの場合はブラウザでより厳重に安全性のチェックが働いているのかなと想像します。

 

セキュリティーソフトを選ぶポイントは自分の知識レベルに合ったもの

現在販売されているセキュリティーソフトで、このメーカーのは役に立たなかった!というような話はほとんど聞いたことがないので、そう考えると、セキュリティーソフトを選ぶ際の決め手として考えるべきポイントは、自分の知識レベルと合っているものを選ぶべきではないかとも思うのです。

the比較でも同様の趣旨に感じられることが述べられています。

 

使用端末数のライセンスにも注目すべし

セキュリティーソフトを利用する上では、ランセンス台数や使用条件にも注視するべきだと思います。

例えば、ESETの場合、1台ライセンスでもライセンスの期限内であれば別のパソコンへの乗り換えは可能になっているので、パソコンを買い替えた時に古いパソコンを使用しないのであれば、ライセンス期限内で新しいパソコンに移し替えて継続使用が可能です。

しかし、ランセンス期限内であっても他のパソコンへの乗り換えができないものが結構あります。

例えば、3台分ライセンスのものを購入した場合、途中でパソコンとスマホの両方を買い替えたとすると、ライセンス期限内であっても1台分があぶれてしまうことになります。《(パソコン1台・スマホ1台)×2=4ライセンス》 

使用期限が間近に迫っていたのであれば大して損はありませんが、端末の買い替えタイミングによっては非常に不経済なことになります。

スマホタブレットiOSであれば、セキュリティーソフト無しでも構わないと思いますが。

このように自分ひとりだけであっても、場合によっては3台分ライセンスは決して余裕があるとは言い切れないケースも起こり得ます。

マカフィーは1世帯の家族間であれば、ランセンス台数の制限はないのでパソコンやスマホ台数が多い場合は結果的にずいぶんと安上がりになるでしょう。

 

個人的におすすめできないメーカーもある

ズバリ言いますが、これはノートンです。

もう何年も前から有名な話になりますが、セキュリティーソフトの性能としては評価が高いですが、ビジネスの手法として実質的なユーザー騙しを行っているからです。

簡潔に言うとノートンのソフトウェア上から通知がくる自動継続更新を行うととんでもなく割高な価格で更新されてしまうからです。

詳しくはこの過去記事を参照してください。検索したら他にも情報が山ほど出てくると思います。

法に抵触していなくとも、過去よりかなりの批判が起こっているなかでこういうことを続けている会社は自分は信用できません。企業リテラシ―が低すぎると思います。

 

nandemomemo.hatenablog.jp

 

後から泣き言を言っても始まらないのがセキュリティー対策なので、最低限の備えとしてセキュリティーソフトの導入はキチンとしておきたいですね。