100%の粗利補償が実現可能という強いメッセージ
4月26日の「激論!クロスファイア」で
「100%の粗利補償を何故実行しないのか!」と言っている議員バッジを付けた人を見て、またできもしないことを言ってる野党が・・・と思っていたらなんと!その議員は自民党の衆議院議員でしかも元税理士だという。
国債増発で対処可能だという
「これを(粗利100%補償)できないと言っている理由が財源がないということなんですが国債発行で全然問題ありません。100兆出しても問題ないのだから国民の経済的な被害は100%補償するという強いメッセージを出すべきです。」
ということ。
参考までにその時に安藤議員が出していたフリップには↓こう書いてあって
財務省の公式見解
「日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない」
「更にハイパーインフレの懸念はゼロに等しい」
(財務省ホームページより)
※デフォルト=債務不履行
もう一人番組に出ていた無所属(立憲民主・代表特別補佐)衆議院議員の小川淳也氏は
「さすが元税理士さんらしいユニークな発想ですね!ぜひやってください!」
司会の田原総一朗が「今の安藤さんの意見を野党と一致してヤレーっ言った方がおもしろい!!」
と焚きつけてた。(笑)
<安藤裕氏プロフィール>
(自民党、京都6区、当選3回)慶應義塾大学経済学部卒業後、相模鉄道株式会社入社。平成9年税理士試験合格。平成10年独立し安藤裕税理士事務所を開設。平成22年自民党衆議院京都6区候補者公募合格。平成24年12月衆議院議員総選挙により初当選。以後3期連続当選。「 日本の未来を考える勉強会 」会長
何故、国債を増発しても大丈夫なのかは以下の安藤氏のTwitter内の動画で説明されています。
#粗利補償 #休業補償 #消費税ゼロ 実現のためには巨額の予算が必要です。でも大丈夫。日本はその予算を調達することができます。3年前の動画ですがぜひご覧ください。(ちなみに「粗利」とは、売上高から仕入原価を差し引いた残りの利益を言います。)https://t.co/iPRnc5Jt5D
— あんどう裕(ひろし)衆議院議員 (@andouhiroshi) 2020年4月21日
(50分ほどの勉強会の動画で早送り&拾い読み程度にしか追っかけていないのですが)
貨幣価値や預金の生まれる理由、デフレの原因のメカニズムなどの多くに一般論では理解の間違いがあると安藤氏達は主張する。
その具体的な内容は(以下動画内のフリップを抜粋)
などの理論から導かれているようです。
なんだか無限連鎖の話のように思えなくもないですが、ホントにこんなことが実現可能なのかな?
参考までに当てはまる枠が限られてしまいますが、山口義行氏(立教大学経済学部名誉教授)が提唱する「永久劣後ローン」なんていう方法もあります。
もともと体力や成長性のある会社を潰さない、という考え方ではかなり理想的な方法だと感じます。
《「永久劣後ローン」については以下》
「永久劣後ローン」とは
— ☆ダイチャン・メイデン☆ (@dai_maiden) 2020年4月20日
返さなくてもいい借金 金利だけは払い続ける
普段付き合いのある金融機関が実行を判断する
ローン乱発や借り逃げも防げる 永久劣後ローンは政府・日銀が買い取る 金利を払い続けるのがイヤなら元本返済という選択もアリ#永久劣後ローンhttps://t.co/XQEzYG0nEP
まあ、国債増発してホントに問題ナシなら粗利100%補償の方がいいですよね。