【2024/02/14更新】
こんにちは。 梅雨に入ってきましたね。
AIによる個人プロファイリングというと、なにやら未来的な感覚かもしれないですが、既に現実で運用されています。
例えば、ネットを見ていて自分の興味あるモノの広告が表示されるのがそうです。
直近に自分が閲覧していたものが広告に表示されるとか、アマゾンから届く広告メールとかもそうですね。
AIに個人嗜好がプロファイリングされているのです。
つい先日のニュースですが、日本では企業が人材の採用にこのAIプロファイリングを活用しようとする動きがあり、人事部署の担当者が数多く参加し説明会が行われていました。
facebookやTwitterなど個人のSNSなどから、どういう興味関心・志向性があるのかをプロファイリングして仕事の内容とマッチングする人材を見極める。
というもの。
AIによる個人プロファイリングは中国では社会生活のなかでは既に現実に取り入れられています。
例えば公共サービスを利用する場合、個人プロファイリングによって格付けされたランクで何も問題なくサービスを利用できる人、利用できない人、利用するには保証金を前もって請求されるなどの差別化が行われているということです。
このニュースを見ていてある映画を思い出しました。
『ガタカ』
遺伝子レベルで一生の優劣が決定してしまう未来社会。
ハリウッド資本映画にしては万人受けしない文学落ちな作品。
不条理 希望 絶望 死
これらの要素が映像美と絡めて綴られています。
個人的にはすごく好きな作品ですが、やっぱり一部に熱烈ファンの多いカルト映画扱いになっています。
主役のイーサン・ホークよりユマ・サーマンとジュード・ロウがいい味出してました。
さて、話は戻ってAIプロファイリングです。
国内企業では就活の際、SNSのアカウント提示を求めるところがあるそうですが、正直言ってぞッとしますね。
気持ち悪い。
今では多くの企業が採用にWEB応募を取り入れているので、応募者の数が多くて特に大手企業になると選別作業がたいへん。
ある程度のフィルターがあれば絞り込みが効率的に行えるって算段でしょうね。
でも人間ってちょっとした二面性なんて普通に持ち合わせてるもんだし、SNSでストレートに仕事に結びつく特性が表現されてるとも限らない。
それを仕事とマッチング?なんてどうなんだろって気がします。
それこそ就活用のアカウントでまったくの別人格作り上げる人もぜったい出てきますよ。
『え!?おまえ就活用アカウント作ってないの? 素のアカウント企業に提示したの? バカじゃね!』
みたいなことも当たり前になっているかも。
で、企業も『そのくらいのことできるヤツのほうが見込みがある』
みたいな評価基準ができあがったり。
すでになってるのかも(笑) というより同じような評価基準って体育会系ノリで昔からあるよね。
そういうのがみんなで渡れば怖くないって体質に繋がっていくんだけど。
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