なんでもメモ!

「はてな?」や「なるほど!!」の情報掲載 職業カメライターのヒマ潰しブログ。時には趣味のことも。

Nikon NX Studioを使って気が付いたこと

UIはスッキリ見やすくなり、操作性は格段にアップしたのだが…

 追記は記事下部へ

【2021/7/17追記 NX Studio Ver1.0.1更新後の使用感】

【2021/7/19追記    NX Studioでは専用GPUが稼働していない】

NikonのCapture NX-DとViewNX-i、またその中にあった動画編集機能が一本にまとめられてNX Studioというアプリケーションになった。(2021年3月4日公開)

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画像編集系はAdobeに統一しているので、存在を知ったのはつい最近。デモ動画を見た時にちょっといい予感を感じたので家に帰ってさっそくダウンロードして使ってみた。

参考までに、以前の記事で触れていたCapture NX-D時代の操作や視覚的なところに絡む不満は、ほぼ改善されている。(動画に関してはまだ全く触っていないので、そこは保留)

nandemomemo.hatenablog.jp

ただ、正直言ってこのままではとても使えない。

自分の場合、パラメータをいじって効果が反映されるのに5秒も10秒もタイムラグが生じる項目がある。全体的にもっさりした動きの印象が強い。

反映の遅いパラメータは、常に遅かったり、その時々で変化するものがあったりするのだが、他の映像アプリで個別のパラメータごとに遅かったり早かったりとか、そんな極端な変化や落差は経験したことがない。

Web上では「NX-Dと比較して爆速」とかいう人もいるし、遅い、落ちる、ブルースクリーンが出るという人もいて一定の評価ではない。

報告をしてくれている人はせめてパソコンスペックくらいの情報を出してくれたら、他のユーザーも参考になると思うのだけど…

また、本年3月4日に公開された本アプリは記事を書いている7月中旬時点でバージョン1.0.0のまま追記7月15日にVer1.0.1がリリースなので、リリースからまる4か月の間に初期バグ対応すら行っていないことになる。例え外注であったとしても、これは正直言ってあり得ないと思う。

 

参考までに、インストールしているパソコンのスペックは以下。

  • Core i5 6200U
  • 16Gメモリ
  • AMD Radeon
  • SSDに100G以上の空きあり
  • Windows10  HOME 21H1 ドライバ含めアップデートは常に実行 

様子見で使っている段階なのでメインPCには入れず2016年のサブ機で試しているが、Photoshopもこれで問題なく動いているし、あのLuminar3ですら動いていた。(笑(時々落ちたが…現在は削除) カラーコントロールポイントが復活する前のCapture NX-Dも問題なく使用できていた。

 

 挙動のおかしい部分を分かっている範囲で挙げてみる。

  1. トリミングを実行してから画像の拡大表示や縮小表示をすると、そのたびに「処理中」となり、その間0.5~3秒ほどグレー表示になる。(「実行」ボタンでトリミング確定した後でも現象は起こる)
  2. 画像拡大してから精細画像表示になるまでのタイムラグ。3秒~10秒ほど生じる。
  3. ホワイトバランスのパラメータ操作から画像反映までのタイムラグ。ほぼタイムラグを感じないこともあれば(と言っても他のソフトと比較すると明らかにタイムラグあり)、5秒~それ以上生じることもある。
  4. ノイズリダクションのパラメータ操作から画像反映のタイムラグ。 「高速」「高画質」ではわずかなラグしか感じられないが、「高画質2013」では10秒~30秒以上も生じる場合も。さらに「高画質2013」ではまったく無反応の場合もあり。(高画質2013はRAW画像のみ対応だが、この運用を間違ってはいない) ←あまりにも処理に時間がかかる場合があるので無反応だと勘違いした
  5. 書き出しのタイムラグ。RAWからJPEG変換(200KB)で、LightroomClassicではほんの一瞬なのに対して、6~8秒ほどかかる。高画質だとさらに長い。(参考までにLightroomClassicでは1.2MBくらいの書き出しでも数秒も差は生じない)

 

なにが影響しているのかは分からないが、その時々でタイムラグに差がでてくるものがあれば、全く影響のないクイックな反応のパラメータがあるので、参考までに挙げておこう。

タイムラグが一切生じないパラメータ(デフォルトメニューの順)

  • 明るさと色の調整
  • レベルとトーンカーブ
  • 明度・彩度・色合いの調整
  • カラーブースター
  • シャープ調整
  • 部分的な補正
  • カラーコントロールポイント
  • アオリ効果

とりあえず、一連のパラメータはいじってみたが、気が付いたのは以上のとおり。レタッチやカラーコントロールポイントなどは処理が複雑そうだが各パラメータの反映ラグは生じず、至ってクイック。LHCエディタもクイックに動いている。

 

参考までに、Chromeも含め、他のアプリは使用せずに検証した。

環境設定は特段問題になりそうだと思うものはなかったので、ほとんど変更なし。唯一変更したのは通知音。

こんなに不安定かつもっさりな挙動があり得るのかと思ったので、再インストールとキャッシュ削除は行ったが上記挙動に変化はなし。

また気が付いたことがあれば、都度更新します。

自分のはこうだった、という情報は是非コメントをお願いします。その際、パソコンの購入年、大雑把なスペック情報を頂けると他のユーザーも参考になると思うのでよろしくお願いします。

 

とりあえず、もっさりの原因はCPUの世代に影響されているのかな… Core iは最新12世代まで来ているなかで6世代のものだから。ただ、5年前くらいのパソコンを持ち出し用とかで使ってる人ってたくさんいると思うんだけどな。

仮に古いパソコンはバッサリ切り捨てるならそれはそれで納得するから、NikonMicrosoftのWin11対応みたいに、この世代は足切りだよ!ってはっきりとアナウンスしてくれた方がありがたいんだけどな。

Nikonが公称してる動作環境では4K動画以外では自分のPCスペックでも十分いけるって感じだから。

 

【2021/7/17追記 NX Studio Ver1.0.1更新後の使用感】

7月15日にNX Studio Ver1.0.1が更新されました。

結論から手短に言うと、上記1~5で指摘していたことのうち、改善されていたのは2と5。特に2は完璧。マウスホイールでグリングリンと拡大・縮小しても瞬時に精細画像が表示されるようになった。書き出し速度も以前の半分くらいの時間になりました。

ただ、その他の部分は未だ解決せず。ということで、自分のサブのパソコンでの実用はまだ到底無理な状態。

いちばん妙なのはトリミング。

一度、トリミングを行った画像は「実行」で確定しても「リセット」にしても、拡大・縮小表示の度に「処理中」と2~3秒グレー表示になる。

数分放置するか、アプリを再起動すると普通の状態になるが不思議な現象だ。

2のように完璧にクイックな反応に改善したものもあるということは、やはりアプリ側に問題があった理由になると思うのだが、未解決項目の原因は如何に。 

 

【2021/7/19追記 NX Studioでは専用GPUが稼働していない

タスクマネージャーの「パフォーマンス」で、Photoshopと見比べて一目瞭然だったのですが、NX Studioでは専用GPUがまったく稼働していませんでした。(内蔵GPUのみで稼働)そのため、NX Studioではパラメータを操作しただけでCPUの稼働率がかなりの時間100%の頭打ちになっています。これじゃ、遅いわけですよね…

どの世代のパソコンでもそうなっているのかは定かでないですが、自分のはそうなっていました。Photoshopだと同じような調整パラメータをいじってもCPU稼働が100%になっていることはなかったです。

これ、PhotoshopやLightroomClassicみたいに、環境設定で専用GPUの設定を調整できるように何故しないんでしょうか?

「おたくのCPUやGPUの世代が古いし、こっちの設計思想から外れてるよ」というのなら仕方ありませんがね。(^^ゞ