こんにちは。【更新:2022/1/30】
今日、耳にしたこのニュース。
『NHK NEWS WEB』より
中小企業の幸福度を評価する取り組みを商工中金が行うという内容です。
職場環境の調査の指標にするアンケートでおよそ100項目の質問のなかに「社員どうしでSNSを共有しているか」というのがあったのですが。
他にどんな質問があるのかは不明なのですが、この質問に限っていうと意味がないというか的外れな質問だと感じます。
例え職場環境や人間関係が良好であったとしてもプライベートの領域とは次元が違う話だと思うのです。
たいていの人は「SNSにまで職場の人が入ってきて欲しくない」と考えるのでは?
『CanCan』より
CanCanの引用記事では「上司」となっていますが「先輩」「後輩」「同僚」に置き換えてもほとんど結果は同じかと思われます。
たぶん男性でも感覚は同じではなかろうかと。
職場環境や人間関係を評価する指標に「社員どうしでSNSを共有しているか」と考えていることがズレているとしか思えません。
ここから転じて「SNS教えてくれないなんて会社や人間関係に不満があるの?」
なんていうハラスメントにつながりかねないとも思います。
というか、普通そういうところまで考え付かないかな??
自分が社員の立場なら気軽にSNS教えてなんて言われたら絶対イヤですけどね…ゼッタイに。
mixi最盛期の時期にIT系の企業にいましたけど、モデルケースとしてmixiの話題は散々出ましたが個人のmixiアカウントについては触れないっていう不文律がありました。
最近では企業の採用活動の場で応募者にSNSを提示させてマッチングに活用するという取り組みもあるようですが、あれもどうかと思いますね。
プライバシーに踏み込みすぎだと違和感を感じるのは自分だけ?
人間なんて誰しもある程度の二面性を持ち合わせているわけで、すべてをさらけ出せることが良いことのように考えている稚拙な思考が如何ともし難いですね。
ましてやそこにはプライベートという側面まであるわけですから。
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